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RESEARCH
電気刺激型触覚ディスプレイ

コンピューターやスマートフォンといったインターフェースの普及に伴う視聴覚情報の飽和を受け,近年新たな情報インターフェースとして,触覚を用いたデバイスの研究が盛んに行われています.最も一般的に用いられているのは,皮膚内部の触覚受容器を機械振動により刺激するタイプの触角ディスプレイですが,この方法は形状の提示に優れている一方,装置の大型化及び高電力消費を避けることができないという問題点がありました.そこで本研究室では微小針電極を使ったウェアラブルな電気触覚ディスプレイの実用化を目指し研究を行っています.微小針で抵抗値の高い角質層を貫くことによって,少ない消費電力で触感を提示することが可能です.針の長さは痛点に届かないように調節されているので痛みはありません.さらにシートタイプのデバイスを開発することによって,デバイスのさらなる軽量・薄型化を実現し,指先だけでなく身体の他の部位にも装着することができるようになりました.これにより,指先につるつるやざらざらといった触感を与えることに加え,腕などに装着した複数のデバイスを通じて信号を与えて情報インターフェースとして利用することが可能になります.

触覚ディスプレイは今後エンターテイメントから医療まで様々な分野での応用が期待されています.

▶ 研究成果

Figure 1.Image-of-device .

 

公刊論文


N.Kitamura, J.Chim, and N.Miki “Electrotactile display using microfabricated micro-needle array” Journal of micromechanics and Microengineering, vol. 25 no.2, Jan. 2015